PHP の脆弱性 PHP2Shell(2026年10月):WordPress・Laravel・独自 PHP のサイトでやること

公開日 著者 株式会社スパイシーファン読了 約6分
結論

PHP2Shell(CVE-2026-109618/109619)は、ログイン不要でサーバー上のプログラムを実行されるおそれのある PHP 本体の脆弱性で、攻撃も確認されています。8.2.35/8.3.36/8.4.27/8.5.12 以降が修正版です。5.6〜8.1 にも同じ系列の修正済みビルドがあるため、多くのサイトは作り直さずに対応できます。

WordPress・Laravel・CakePHP など、PHP で動くサイトはすべて対象です。直すのはサイトのプログラムではなく、サーバーの PHP です。

修正版

PHP修正版
8.58.5.12
8.48.4.27
8.38.3.36
8.28.2.35
5.6〜8.1公式の修正版はなし。OS ベンダーやメンテナー(Ubuntu・Red Hat 系・Remi・Sury など)が同じ系列の修正済みビルドを提供。バージョン番号は変わらない

環境別の対応

レンタルサーバー(共用サーバー)

PHP はサーバー会社が管理しています。サーバー会社の告知で、お使いの PHP のバージョンに修正が入ったかを確認してください。新しい系列から順に対応している会社もあります。修正が入るまでは、管理画面のアクセス制限や WAF の有効化でリスクを下げます。

VPS・クラウド

自社で PHP を更新します。8.2 以降は公式の修正版へ、古い系列は同じ系列の修正済みパッケージへ入れ替え、PHP-FPM・Apache を再起動します。

修正しても残る問題

攻撃は修正版の公開前から確認されています。修正しても、すでに仕掛けられた Web シェルや改ざんは残ります。最近更新された PHP ファイルや、見覚えのない管理者アカウントがないかを確認してください。

確認と対応をまとめて任せたい場合は、Patch48 の 緊急セキュリティ対応パックをご利用ください。ネットショップ(EC-CUBE)は専用サービス CubeCheckup をご覧ください。

参考:The PHP Foundation / PHP2Shell の対応状況まとめ(Zenn) / GMO Flatt Security

よくある質問

PHP 7.4 のままでも対応できますか?

はい。7.4 にも同じ系列の修正済みビルド(Sury・Remi・Red Hat 系など)があるため、サイトを作り直さずに対応できます。ただし修正済みかどうかはバージョン番号では判別できないため、パッケージで確認が必要です。

サーバー会社が対応済みなら何もしなくていいですか?

修正が今の PHP のバージョンに入っているかの確認と、修正前に攻撃されていないかの確認は残ります。

WordPress を更新すれば直りますか?

直りません。PHP2Shell はサーバーの PHP の問題です。

自社のサイトが該当するか、48時間で確認・対応します

修正の適用確認・必要な場合のパッチ適用・侵入痕跡の確認・CMS やアプリのチェックまで。共用サーバー・CMS 59,800円(税込65,780円)、VPS・独自アプリ 98,000円(税込107,800円)。急ぎでなければ無料見積りもご利用いただけます。

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