Next.js の脆弱性(2026年10月):重大な2件と修正版 16.4.1/15.5.28

公開日 著者 株式会社スパイシーファン読了 約4分
結論

Next.js では2026年10月、「use cache」機能と画像最適化に関する深刻度 CVSS 9.5 の脆弱性が2件公表されました。16.4.1/15.5.28 以降へ更新してください。Next.js を動かす Node.js 本体も同時期に修正版(22.23.4/24.22.1/26.12.1)が出ているため、両方の更新が必要です。

Next.js の脆弱性は、npm でインストールしたフレームワーク自体の問題です。サーバーやホスティングサービスが自動で直すとは限らず、アプリ側で依存関係を更新してデプロイし直す必要があります。

公表された脆弱性

ID内容深刻度
GHSA-673q-mjm6-r5xr「use cache」機能に関する脆弱性CVSS v4.0 9.5
CVE-2026-96889glibc ベースの Linux での画像最適化のメモリ破壊CVSS v4.0 9.5
CVE-2026-94482サービス拒否(DoS)—

2026年10月20日のシンガポール CSA の注意喚起などより。実際の悪用は、執筆時点では報告されていません。

やること

  1. バージョン確認:npm ls next でインストール済みの Next.js のバージョンを確認します。
  2. 更新:16 系は 16.4.1 以降、15 系は 15.5.28 以降へ。package-lock.json も更新してコミットします。
  3. Node.js も更新:Node.js の2026年10月の修正版(22.23.4/24.22.1/26.12.1)へ。
  4. 再ビルド・デプロイ:ビルドし直して本番に反映し、画像表示とキャッシュの動作を確認します。
  5. 14 系以前は移行を検討:古い系列は修正の対象外になることがあるため、サポート中の系列への移行を計画します。

自社サーバーや VPS で動かしている場合は、Patch48 の 緊急セキュリティ対応パック(VPS・独自アプリ)で、Next.js・Node.js の更新と侵入痕跡の確認まで48時間で対応します。

参考:Cyber Security Agency of Singapore / CVE Brief(2026-10-23)

よくある質問

Vercel にデプロイしていれば自動で直りますか?

Next.js 自体はアプリの依存関係なので、package.json を更新して再デプロイする必要があります。ランタイムの Node.js のバージョンも設定で確認してください。

Pages Router のサイトも対象ですか?

「use cache」は App Router の機能ですが、画像最適化の脆弱性は next/image を使っていれば対象になりえます。いずれにしても修正版への更新をおすすめします。

自社のサイトが該当するか、48時間で確認・対応します

修正の適用確認・必要な場合のパッチ適用・侵入痕跡の確認・CMS やアプリのチェックまで。共用サーバー・CMS 59,800円(税込65,780円)、VPS・独自アプリ 98,000円(税込107,800円)。急ぎでなければ無料見積りもご利用いただけます。

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